稽古場日誌 「音楽は日常にはない」

稽古場日誌 「音楽は日常にはない」 更新日: 2014年12月21日
現在の課題:ムーンウォーク、すり足、相撲のすり足、なんば歩き。
 ※上記の具体的な方法へのアプローチから、各自の「歩行」「呼吸」「重心」へ課題は移る。
台本:近松門左衛門「女殺油地獄」p366~372

「小さな声」を、「やってみた」ことで「小さい声」の仮設が成り立たないことから次の仮設へ。
演出からの言葉で、「どうしてもあってしまう脚本の設定」にとらわれ、「芝居」をしてしまうことに流れていたと思うが
それも、もう 「芝居をやってみた」という「やってみた」段階を終え、
各自の「歩行」「呼吸」「重心」というものに迫り、再び「緊張感」と「リズム」と「テンポ」で場を成立させる方向性へ。

疑問があったので、演出に聞いてみた「音楽と芝居の迫り方の違いについて」。

-音楽は感覚で処理する、音楽は日常にはない。
才能の問題にすると、つらいところはある。
…なるほどなーと。

年末最後の稽古。稽古終わりに忘年会。

[記事掲載日: 2014年12月21日]