稽古場日誌 「TABOOとは何か」

稽古場日誌 「TABOOとは何か」 更新日: 2014年12月18日
現在の課題:ムーンウォーク、すり足、相撲のすり足、なんば歩き。
台本:近松門左衛門「女殺油地獄」p366~372
与兵衛が家を飛び出てから、お吉さんを殺すところまで。ローテーションでどの役もやる。

12/14の稽古の後、民俗学のことにふれ、TABOOとはなにか?と、切りだし、
・クロード・レヴィ=ストロース「悲しき熱帯」(フランスの民俗学の方…)
 →TABOOの位置づけ
・ソシュール 「言語論」 言葉が生まれてから、概念が生まれる
・フロイトのエディプス・コンプレックス
を経て、
「何をするのか」「何をしないのか」
「決めたことを積み上げるのか」「積み上げないのか」

で、
TABOOとは、制度であり、社会的な概念、構造、倫理観…

「とりあえず、やってみるのも方法論」

となった話でした。

要するに、先週やってみた、小さい声でというのは、「方法」と「戦略戦術」には足りえない。

やってみたら、やったみたという事実の上にまた、それを通り過ぎて次を
「やってみる」

[記事掲載日: 2014年12月18日]