稽古場日誌:磯笛

稽古場日誌:磯笛 更新日: 2014年12月01日
現在の課題:ムーンウォーク、すり足、相撲のすり足、なんば歩き。
台本:近松門左衛門「女殺油地獄」p366~372
与兵衛が家を飛び出てから、お吉さんを殺すところまで。ローテーションでどの役もやる。

「女殺油地獄」は、もう二ヶ月くらい役をローテーションして
(15分くらいのシーン)をやっていて、
本日は、「人が人を殺す」ということにせまる仮設の一つとして、
小さい声で通しをした。

河野さんの話で、出てきたのが「磯笛」
(いそぶえ【磯笛】水中での仕事を終えて,水面に顔を出した海女の呼吸が口笛のように鳴るもの。※辞書より)

無防備な状態ではなく、解放された状態でもなく…、
どのような呼吸を獲得し、舞台の上に「ある」こと、「存在すること」…。
などの話が行われた(ような。いろいろあったので。)

稽古で話したことを忘れないように、日誌として残しておきます。

[記事掲載日: 2014年12月01日]